2013年01月20日

フブキバナが咲いています!

京都府立植物園:フブキバナ.jpg

観覧温室のジャングルゾーンではシソ科のフブキバナが咲いています。
植えている場所が端っこなので、あまりよく見えません。
独特の香りがあって、満開時にはむせかえるようになります。
花は小さく、散り始めると吹雪の様に見えます。
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2013年01月18日

シュロガヤツリについて

cyperus alternifolius.JPG
観覧温室では、年明けから熱帯植物の開花が徐々に増えてきました。
派手な花が多い中、水生・食虫植物ゾーンで、ひそかに(?)開花しているカヤツリグサ科の植物があります。
マダガスカル島原産で、古代エジプトで紙の原料にされた「カミガヤツリ(パピルス)」と同じCyperus属ですが、葉の形がシュロに似ていることから「シュロガヤツリ」という和名がついています。英名は、傘をさしたような形から「アンブレラ プラント」ともいわれます。
シュロガヤツリは、食虫植物の右奥とパピルスの反対側の池にあります。
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2013年01月15日

栽培エリア内のビニールハウスでスイセンの原種が開花しています

府立植物園:スイセン原種鉢物.jpg
栽培エリア内のビニールハウス内でスイセン原種の鉢物が開花しています。これからラケナリア等も開花してきます。展示予定である四季彩の丘内の無加温観賞用スペースは近接している新北西門の完成後設置されます。スイセンは展示に間に合うかどうか分かりませんが、ラケナリアは何とか展示したいと思っております。
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2013年01月11日

カンツバキが咲いています

カンツバキは寒椿とかきますが、サザンカの園芸品種で、花付きがよいため公園などによく植栽されています。当園各所に植栽しております。
IMG_2048.JPG
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2013年01月10日

第2回 寄せ植えハンギングバスケットコンテスト展

京都府立植物園北山門から入ってすぐの特設会場では

冬のこの時期では珍しい
 野外での「寄せ植えとハンギングバスケット展」を開催しています。

今年は、
 新春を実感し、花と緑のある暮らしが楽しめるもの。
 京都らしさを意識したデザインであること。
 地域性や伝統性を考慮し、環境に配慮して植物や材料を使用していること。

をテーマに数多くの作品を出品いただき、力作揃いで、
本日、午前中にはテレビ取材を受けました。

京都府立植物園 ハンギングバスケット展.JPG

是非、皆さま、寒い中ではありますが御来園の上、御観賞ください。

開催概要
 期 間 平成25年1月7日(月)から1月27日(日)まで(21日間)
 会 場 京都府立植物園内(北山門付近)
 主 催 京都府立植物園、日本ハンギングバスケット協会京都支部
 内 容 寄せ植え、ハンギングバスケット 80点展示
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2013年01月06日

ドムベヤ・ウァリキーが咲き始めました!

京都府立植物園:ドムベヤ.jpg


観覧温室のジャングルゾーンでは、アオイ科のドムベヤ・ウァリキーが咲いています。
花はピンク色で垂れ下がり、強烈な甘い香りは池を挟んでいても漂ってきます。
この仲間は夏の間にハマキムシがつきやすく、放っておくと葉が無くなるほど食べられてしまいます。
今年もちょっとの隙に食害され、穴だらけの葉もあります。
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2013年01月01日

新年あけましておめでとうございます!!

新年あけましておめでとうございます。
1961年の再開園以来、多くの方々に支えられ、京都府立植物園は今日で51回目の年明けを迎えることができました。
しかし年が明けたとはいえ、植物園はまだまだ冬の装いです。
当園は現在休園中ですが、今年最初のブログなので、園内で見頃の縁起物を少しばかりご紹介いたします!!
まずは植物生態園の縁起物から。
府立植物園:マンリョウ.jpg府立植物園:センリョウ.jpg府立植物園:カラタチバナ.jpg府立植物園:ヤブコウジ.jpg府立植物園:ツルコウジ.jpg
写真左上からマンリョウ、センリョウ、カラタチバナ、左下からヤブコウジ、ツルコウジです。
マンリョウ、センリョウは漢字で「万両」「千両」と書かれ、カラタチバナは「百両」、ヤブコウジは「十両」、ツルコウジが「一両」という別名を持っています。なぜ「〜両」と呼ばれるようになったかについては諸説ありますが、これらは昔から縁起物として知られています。
ちなみに1両は、およそ20〜30万円(これも諸説あり)。マンリョウ1株で一万両だとすれば、生態園一周で宝くじを当てたくらいの金額を稼ぐことができるかも(笑)。もちろん株数を数えるだけにしてくださいね。
府立植物園:カラテア・クロタリフェラ.jpg
次は観覧温室。今年は蛇年という事でヘビにちなんだ植物をご紹介します。
写真の植物はカラテア・クロタリフェラ Calathea crotalifera です。メキシコ南部から熱帯アメリカに自生するクズウコン科の植物です。クリーム色の苞の様子がガラガラヘビの尻尾を思わせる事から、英名を「Rattlesnake Calathea(ガラガラヘビ・カラテア)」といいます。ジャングルゾーンのホウガンノキのそばにありますので、ぜひご覧ください。

当園は1月5日(土)から開園いたします。また1月7日(月)からは寄せ植え・ハンギングバスケットコンテスト展を開催いたしますので、是非お楽しみに!!
長文になりましたが、本年も京都府立植物園をよろしくお願いいたします。
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2012年12月26日

四季彩の丘でムベが結実しています。

四季彩の丘でムベ(Stauntonia hexaphylla アケビ科)が結実しています。
和名は天智天皇が「むべなるかな」といった故事にちなむといわれています。
関東以西の本州、四国、九州、南西諸島、台湾、中国、朝鮮半島南部に分布します。5月に花が咲き、果実は10月から11月に暗紅紫色に熟し、長さ7〜15センチになります。葉は3から7小葉。7小葉が出ると結実するといわれます。果肉は白く、半透明の仮種皮とともに食用になります。増殖は実生又は挿し木。挿し木後7〜8年かかって結実します。
属名はアイルランドの医師で中国を旅したストートン(G. L. Staunton 1737-1801)にちなみます。東アジアの暖帯、亜熱帯に約15種が分布しています。
府立植物園:ムベ果実.JPG
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2012年12月25日

ただいま制作中!

eto.JPG
夜間観覧温室開室&イルミネーションも昨日で終了しました。
寒い中大勢の方に来ていただき本当にありがとうございました。
関係者の方には大変お疲れさまでした。

クリスマスが終わると新年ですね。
写真は、新年に観覧温室の入り口に展示する干支の作品の制作風景です。
なからぎの会温室係のメンバー3名による手作りで、材料はすべて植物標本です。
この力作は来年早々観覧温室に登場します。お楽しみに!
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2012年12月23日

貴重な存在です

府立植物園:クレマチス・シルホサ.JPG

バラ園北西角のポールで、冬咲きのクレマチス シルホサが咲いています。
クレマチス シルホサ(Clematis cirrhosa)は一般的なクレマチスとは違い、夏は休眠し、秋口に新芽を伸ばし、冬に花を咲かせます。なので、花が少ないこの時期には貴重な存在といえます。
また、今後は四季咲きや秋咲きのクレマチスも混植し、年間を通じてクレマチスを観賞できるようにしたいです。


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2012年12月20日

ゴールド・リーフ・バウヒニアが開花しています!

京都府立植物園:バウヒニアアウレイフォリア.jpg

観覧温室のジャングルゾーンではバウヒニア・アウレイフォリアが咲いています。
咲いたといっても天井近くの高い場所で、肉眼では残念ながら見えません。
花はとても小さいのですが、観賞価値があるのは花よりも葉で、
開花する枝の葉には細い毛がびっしりと生えていて、太陽光線に当たると美しく輝きます。
まさにゴールドリーフです。
原産地のタイでは夏に開花するようですが、こちらでは昨年に引き続き12月の開花です。
強光線を好むので、開花する枝はどうしても最上部になってしまいます。
今年は少しでも近くで…と思い、着花した枝を下へ引張ってみましたが…。
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2012年12月18日

チョコレートの香りのラン

Oncidium Sharry Baby.JPG

観覧温室では、ポインセチア展を開催中です。
いよいよジャングルゾーンにもポインセチアの展示を始めました。
17時30分からの夜間開室の時にはライトアップもしていますので是非ご覧下さい。

さて、ラン室ではいつも良い香りがただよっていますが、中でもひときわ目立っているのがこのオンシディウムです。
この花に近づくと、本物のチョコレートにバニラが混じったような香りがします。
昼間よりも夕方〜夜の方が香りが強いようです。夜間開室の時に一度お試し下さい。

ポインセチア展、夜間観覧温室開室&イルミネーションともに12月24日まで。

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2012年12月17日

冬のバラ園から

'12 つるバラ剪定.jpg 冬咲きクレマチス.jpg

 冬至間近になったバラ園では、つるバラの長く伸びた枝を整理する剪定、オベリスクなどに巻き付けたり、水平近くまで曲げて棚に括り付ける誘引という作業が始まりました。つるバラは水を吸い上げると枝が折れやすくなったり切り口から樹液が出続け枯れ込みやすいので、12月から1月末の休眠期間中に剪定及び誘引を行います。来年1月19日午後には「つるバラの剪定についての講習会」を行いますので、興味のある方はご参加ください。
 また、バラ園の北西角では冬咲きのクレマチスが開花中で、近寄ると冬場に餌を求めるミツバチの羽音が聞こえてきました。
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2012年12月15日

四季彩の丘に寒ボタン冬囲いが登場しました

四季彩の丘に寒ボタンの冬囲いが登場しました。
ボタンPaeonia suffurticosaは中国原産のボタン科植物です。
ボタンには初冬と早春の2期咲きの性質を持つものがあり、これを寒ボタンと呼びます。寒ボタンの頂点の蕾は冬咲きで、春に咲く下枝の蕾は摘み取ります。春夏は寒冷地で開花抑制をして、秋に温度調整をしてようやく開花させることが出来ます。
薬用にも使われ、根皮は鎮痛、消炎、痛風、腹痛などに効くとされています。府立植物園:寒ボタン展示.jpg府立植物園:わらぼっち.jpg府立植物園:寒ボタン品種`寒豊明’.jpg



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2012年12月14日

明日から 「夜間観覧温室開室とイルミネーション」 開催

皆さま、寒い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。

さて、明日からは、毎年恒例となりました
「夜間観覧温室開室とイルミネーション」が始まります。

園内の通路はイルミネーション輝きで、皆さまをお出迎えし、
1年に1度のこの期間、観覧温室の夜間開室。
この機会に是非、「夜の熱帯植物」を御観賞ください。

期 間 12月15日(土曜)から24日(月曜・振替休日)
時 間 午後5時30分から 8時まで(最終入園は、午後7時30分)
料 金 通常開園時(午前9時から午後5時)とは別に、入園料(駐車場利用料)が必要になります。
    【入園料】一般200円 高校生150円 小中学生80円
        (夜間開園時間中は、温室観覧料を含む。)
         60歳以上の方、障害者手帳所持の方は無料(要証明提示)
    【駐車場利用料】普通乗用車400円
     (通常開園時の駐車車両は、午後5時に一旦出庫いただきます。)
     (入庫時間は午後5時30分から午後7時30分まで。午後8時までに出庫していただきます。)

また、期間中(12月24日を除く)は、植物園会館において、
京都ノートルダム女子大学と京都府立大学の学生のみなさんによる、大人気のミニコンサートを実施します。
皆さまお誘い合わせの上、是非、御来園ください。

【ミニコンサートスケジュール】
 京都ノートルダム女子大学
  ハンドベル 12/15(土)・16(日)・19(水)・22(土)
  室内管弦楽 12/23(日・祝)
  ※1日2回公演(18時30分から 19時から)
  ※公演の30分前から整理券を配布します。

 京都府立大学
  ギター・マンドリン 12/17(月)
  ジャズ 12/18(火)・20(木)
  リコーダー 12/21(金)
  ※1日2回公演(18時30分から 19時から)
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2012年12月10日

この冬、早くも!シモバシラが見頃です

植物園で厳冬の朝一番の楽しみといえば。。
皆さま、色々あろうかと思われますが、この冬、早くもシモバシラが見頃を迎えました。
府立植物園:シモバシラ2.jpg
例年ですと、1月から2月に見頃を迎えるところですが、この寒気に伴い、見頃を迎えたようです。

寒い朝でも必ず出るとは限りませんが、
「今日は寒いな。」「シモバシラの氷柱は見れるかな。」など
楽しみに、御来園いただけましたら幸いです。

【お知らせです】
今週末12月15日(土曜)から24日(月曜・振替休日)までの間
毎年恒例となりました 「夜間観覧温室開室とイルミネーション」を開催します。
通常開園を午後5時で一旦閉園した後、午後5時30分から午後8時まで夜間開園いたします。(最終入園時間は午後7時30分)
1年に1度、夜間に温室を見学いただけるチャンスです。
こちらも是非お越しください。
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2012年12月07日

今冬初のシモバシラ

本日気象台発表の最低気温は0℃でした。植物園ではさらに温度が下がっていると思います。植物生態園の池にはうっすらと氷が張りました。
池の近くでは、今冬初めてシモバシラというシソ科の植物に霜柱ができました。氷点下になった朝に観察することができ、これから寒くなるほど霜柱も大きくなります。
これは生きた根がまだ水を吸い上げ、冬枯れした地上部の茎部で冷気にあたるためにできる現象です。
例年では1月以降に霜柱はできますが、この時期にできることは珍しいことです。
IMGP1726.JPG
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2012年12月06日

真黒のクレマチスが咲いています!

京都府立植物園:クレマチス_スミラキフォリア.JPG

観覧温室の鉢物展示室では、花が黒色のクレマチスが咲いています。
反り返ったガク片は黒に近い暗紫褐色で、白色の花芯がよく目立ちます。
好き嫌いはあると思いますが、甘くさわやかな香りがあります。
普通のクレマチスと違って、寒さに弱いので、冬は室内で管理します。
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2012年12月05日

チューリップの球根を植え込みました

府立植物園:チューリップ植え.JPG

本日は、京都府立植物園冬の風物詩である、チューリップの球根植えが行われました。
作業は植物園の職員を総動員して行い、正門前花壇・洋風庭園・球根ガーデンに約70品種45000球を植え込みました。

咲き始めは3月下旬頃、桜林のソメイヨシノと真っ赤なチューリップのコントラストや八重咲き・ユリ咲きなど様々なチューリップがみられます。お楽しみに!!


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2012年12月02日

ポインセチア展開催中です!

京都府立植物園:ポインセチア.JPG

観覧温室ではポインセチア展を開催しています。
ポインセチアの展示品種は約100品種400鉢です。

今年の展示会場は特別展示室とラン室で、
12月24日まで開催しています。
また、12月15日から始まる夜間開園では、
12万球のイルミネーションも点灯するので、
園内はクリスマスムードがいっぱいです。
posted by 京都府立植物園 at 10:00| 植物園最新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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