2013年01月18日

シュロガヤツリについて

cyperus alternifolius.JPG
観覧温室では、年明けから熱帯植物の開花が徐々に増えてきました。
派手な花が多い中、水生・食虫植物ゾーンで、ひそかに(?)開花しているカヤツリグサ科の植物があります。
マダガスカル島原産で、古代エジプトで紙の原料にされた「カミガヤツリ(パピルス)」と同じCyperus属ですが、葉の形がシュロに似ていることから「シュロガヤツリ」という和名がついています。英名は、傘をさしたような形から「アンブレラ プラント」ともいわれます。
シュロガヤツリは、食虫植物の右奥とパピルスの反対側の池にあります。
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