2013年06月26日

観蓮会日程の訂正と半木の池のハス

府立植物園:大賀ハス遠景.JPG
あじさい園池で大賀ハスが咲き始めました。半木の池でもハス品種巨椋斑が咲き始めました。四季彩の丘でも様々な品種が咲いていますが、池でもハスの集団美をお楽しみ頂けます。
ハス関連ですが、7月21日(日曜)に観蓮会が行われます。ホームページやポスター等の告知では7月22(日曜)になっておりました。大変申し訳ございません。
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2013年06月21日

梅雨中の一枚〜蓮と蛙〜

IMG_5196.jpg
四季 彩の丘でブログ用にハスの写真を撮っていたところ、変わった来客を見つけました。

シュレーゲルアオガエルです。

外国産のような名前ですが、ドイツ人で生物学者であったヘルマン・シュレーゲルにちなんでつけられた名前で、日本固有種です。
ハスの葉はキレイな水玉ができることで知られていますが、これは葉の表面に非常に細かい突起があるためで、この水をはじく現象はハスの英名から「ロータス効果」と名付けられています。
カエルもこのざらざらした葉にしがみつきやすいのでしょうか。おとなしく写真を撮らせてくれました。
撮影が終わると、タイミングを見計らったようにピョーンと華麗に跳び去っていきました・・・
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2013年06月20日

ハイビスカス展がはじまります!

hibiscus2013.JPG
明日から第5回ハイビスカス展がはじまります。
開催期間は平成25年6月21日(金曜日)から6月23日(日曜日)までの3日間、会場は植物園会館1階の展示室です。

会場では色鮮やかなハイビスカス約400鉢を展示中で、即売や相談も随時行っています。
今年はハワイの植物コーナーもあります。

23日には、午後1時30分から3時まで、日本ハイビスカス協会の間宮副会長によるハイビスカスの接ぎ木教室を開催します。あわせて昨年好評だったハイビスカスのレプリカづくりも体験できます(先着20名様、電話・FAXでの事前予約も受けます)。
会場は植物園会館2階研修室、当日受付は午後1時から(材料費1,000円)。
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2013年06月18日

観覧温室リニュアールにむけて3

UNDER CONSTRUCTION.JPG
観覧温室のリニューアル工事に入ってはや2ヶ月、いよいよ建物ができあがってきました。
写真は、昼夜逆転館(仮称)の北側からの外観です。

空梅雨で大変な猛暑の中ですが、8月のオープンに向けて着々と準備がすすんでいます。
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2013年06月15日

四季 彩の丘でハスの花が咲き出しています

府立植物園:ハスの花.jpg
四季 彩の丘でハスの花が咲き出しています。これからさらに咲き出す品種が増えていきます。あじさい園や半木の池のハスはまだ開花していませんが、かなり大きなつぼみもあり、6月中には一番花がご覧いただけるはずです。写真は舞妃蓮です。
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2013年06月07日

第4回京都府立植物園夏の洋ラン展を開催中!!

府立植物園:第4回夏の洋ラン展) (1).jpg府立植物園:第4回夏の洋ラン展) (2).jpg

 6月6日(木)から夏の洋ラン展が始まりました。期間は10日(月)までの5日間で、会場は当園・植物園会館一階の展示室です。
 京都洋ラン研究会の皆さんが育てられた夏咲きの洋ランを中心に120点、また当園が保有する野生種30点を一同に展示しています。京都洋ラン研究会の皆さんが出品された鉢物は厳正な審査を行い、それぞれの賞が決まりました。主な賞の受賞者と植物は、以下のとおりです。
 [最優秀賞]
 ○京都府知事賞
  惣司 捷夫 様
  カトレア・パープラータ‘シュステリアナ’
 [優秀賞]
 ○京都府立植物園長賞
  小西 喜彦 様
  キロキスタ・ルニフェラ
 ○一般財団法人 京都府立植物園協力会長賞
  下神 茂 様
  デンドロビウム・アングレガタム
 
 期間中は、植え替えの実演をしながら栽培などの疑問にお答えする園芸相談を毎日(9日は除く)、午後2時から開催しています。9日(日)には、ランとハーブを使ってミニブーケを作るフラワーデザイン教室『ランとハーブのミニボケー』も行いますので、是非、ご参加ください。

●植え替え講習会
日 時:6月6日(木)〜6月10日(月)の毎日(※9日を除く)
     Pm.2:00〜
場 所:植物園会館 展示室
講 師:京都洋ラン研究会と当園職員
参加費:無料
定 員:15名程度
受 付:当日受付
 
●フラワーデザイン教室『ランとハーブのミニボケー』
日 時:6月9日(日)Pm.2:00〜
場 所:植物園会館 展示室
講 師:藤田惠子 氏
参加費:500円
定 員:20名
受 付:当日受付(※先着順)

 会場には、洋ランを題材として描かれた油絵や水彩画なども飾られ、また、洋ランの即売などもあります。是非、お越しください。



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2013年06月02日

ホウガンノキの人工交配

府立植物園:ホウガンノキ(花).jpg府立植物園:ホウガンノキ(人工交配).jpg
 今、ホウガンノキ(Couroupita guianensis)が花の季節をむかえています。ユニークな名を持つこの植物は、南アメリカ北部原産でサガリバナ科になります。高さ15〜35mになる高木で一般的には常緑ですが、環境条件により落葉します。花は60〜90cmの花序につき、直径10cmほどの紫紅色をした美しい花を咲かせ、芳香があります。花後には直径15〜20cmの果実をつけ、砲丸のようにみえることから、この和名があります。原産地では果実を容器などに利用し、油分に富む種子は食用とします。
 当園にはジャングルゾーンとアナナス室に各1本、計2本が植栽されており、ともに開花するサイズに育ち、毎年、花を咲かせています。現地では小動物が受粉作業を担いますが、温室の中には花粉の媒介者がいないため、何もしなければ、実はなりません。そのため、人工授粉を行う必要があり、花の季節には毎日、職員がホウガンノキにはしごをかけ、地上3〜5mに咲く花を目指します。花が咲いていていたとしても、花粉がでているとは限りません。その日の温度や湿度により、花粉のでる時間帯が大きく左右されるからです。花粉がでていなければ人工授粉は行えず、交配できるベストな状態に遭遇するためには、少なくとも1日に3〜5回、はしごののぼりおりを繰り返すことになります。よい香りが漂い始めれば、花粉のでているサインです。花の見頃は、6月中旬までになりますので、是非、美しい花をお楽しみください。
 5月中旬から行ってきた人工交配の成果は、真夏頃に砲丸に似た果実となって現れます(現在、ご覧いただいている果実は、昨年、結実したもの)。今年はいくつの果実が実ることでしょう。
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